
田中小実昌。新宿ゴールデン街で私は飲む、というと自慢話のようだが、そうではない。どの町にも飲み屋街があり、その町の人たちに愛されている。どの町の人たちも、その飲み屋街特有の魅力を語るだろう。どこにも名物ママやマスターの店・・・・[続きを読む]
西藤博之公式サイト

田中小実昌。新宿ゴールデン街で私は飲む、というと自慢話のようだが、そうではない。どの町にも飲み屋街があり、その町の人たちに愛されている。どの町の人たちも、その飲み屋街特有の魅力を語るだろう。どこにも名物ママやマスターの店・・・・[続きを読む]

SFではなく一夏の旅行の話です。旅の行程に余裕があったので、新潟市古町の私ゆかりの場所を訪ねました。ここには老夫婦が営むニッカバーフラワーというバーがありました。版画をつくりはじめたばかりの私は、号も落款も持っていません・・・・[続きを読む]

木版画について、彫りは5年、刷りは10年という言葉がありますが、はじめて版画でお金をいただいてから15年を経た私の現在を記します。銀塩の写真フィルムの現像からヒントを得て、ピンボケまたはブレを木版画で表現しようと実験中で・・・・[続きを読む]

大和岩雄。著者は「鬼は夜あらわれ、空が白むと姿を隠す。天皇も夜明け前に神事を行い、昼間は姿を見せない」と、両者の共通点に着目する。私は精神性という分野が苦手だから見た目の印象を記す。神社のしつらえ、しめ縄は何の抽象化なの・・・・[続きを読む]

馬場あき子。著者は序章で「日常という、実りすぎた飽和様式のなかで、眠りこけようとするものを醒ますべく、ふしぎに鬼は訴えやまない」と記す。私はこの文章をこのまま、ロックの帯巻きのコピーとして採用したいと思う。著者の音楽観は・・・・[続きを読む]

柳田国男。このblog本棚には、私が一読二読し更に再読して、ふとした機会に思い出す一文がある本を並べている。例えば、バーチャルリアリティ=仮想現実という言葉を聞くと、私はこの本の一文を思い出す。「我々が空想で描いて見る世・・・・[続きを読む]

むかしむかし、あるところに、おもしろいことが大好きな鬼がおりました。あるとき、鬼は人里ちかくで白いひもを拾いました。これは人間たちがイヤホンといっているひもだな。アップルとやらにつなげると音楽が聞こえるらしいよ。アップル・・・・[続きを読む]

スティーヴン・ミルハウザー(柴田元幸=訳)。5人の翻訳者による12篇のアンソロジーのなかの一篇。1988年刊行の本の12篇のなかで、この一篇だけが鮮明に脳裏に刻み込まれたのでしょう。25年後に読み返してもこの小説の魅力は・・・・[続きを読む]

富山市の『どぶろく』という居酒屋に版画を搬入しました。このお店は音楽好きの酒場です。この写真は、版画を搬入した夜、お店のギターを借りて下手にかき鳴らす私の姿です。 実は、このギターは私の所有物です。これは、私が20年以上・・・・[続きを読む]