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あっぷる

投稿日 2013-06-29 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室
あっぷる

むかしむかし、あるところに、おもしろいことが大好きな鬼がおりました。あるとき、鬼は人里ちかくで白いひもを拾いました。これは人間たちがイヤホンといっているひもだな。アップルとやらにつなげると音楽が聞こえるらしいよ。アップル・・・・[続きを読む]


深夜+1

投稿日 2013-06-22 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白
深夜+1

ナンダテメェハ何者ダ ウラレタケンカハ衝動ガイ 言訳ハクチゴタエ 多読ヲホコラズ少読ヲハジズ 深夜ノ一杯カサネタ果テノ サヨナラダケガ人生ダ 参照:読まずに死ねるか! (Photo by Kei Kikuchi)


イン・ザ・ペニー・アーケード

投稿日 2013-06-08 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚
イン・ザ・ペニー・アーケード

スティーヴン・ミルハウザー(柴田元幸=訳)。5人の翻訳者による12篇のアンソロジーのなかの一篇。1988年刊行の本の12篇のなかで、この一篇だけが鮮明に脳裏に刻み込まれたのでしょう。25年後に読み返してもこの小説の魅力は・・・・[続きを読む]


Gibson-J30と私と版画

投稿日 2013-06-01 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白
DOBU6

富山市の『どぶろく』という居酒屋に版画を搬入しました。このお店は音楽好きの酒場です。この写真は、版画を搬入した夜、お店のギターを借りて下手にかき鳴らす私の姿です。 実は、このギターは私の所有物です。これは、私が20年以上・・・・[続きを読む]


書を閉じよ、刀を取れ

投稿日 2013-05-25 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室
書を閉じよ、刀を取れ

空っぽの箱の底に、十本の彫刻刀があります。この箱が木屑で満杯になったとき、次の個展を開くことでしょう。 9回目の個展が終わって1ヶ月経ちました。この1ヶ月はツンドク本を片っ端から読み倒しつつ、個展の精神的な後片付けで過ぎ・・・・[続きを読む]


箱いっぱいの木屑(Whole Lotta Love)

投稿日 2013-03-30 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室
Whole Lotta Love

「胸いっぱいの愛を」(Whole Lotta Love)は、レッド・ツェッペリンの曲ですが、私の場合は『箱いっぱいの木屑』です。 この一年間で彫った木屑が箱いっぱいに溜まりました。私は木を彫って作品を制作しはじめて以来の・・・・[続きを読む]


版元を吃驚させろ!

投稿日 2013-02-25 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白
PEPIN

富山市のPEPINというイタリアンレストランでシルクスクリーンのワークショップが開催されました。 私は、お店の友人として、このワークショップに原画を提供しました。提供したのは版画で、版画の制作モチーフはボブ・ディランです・・・・[続きを読む]


彫刻の影

投稿日 2013-02-02 Tagged As: | Categories: Blog, 版画制作室

彫刻には影ができます。 立体ですから光があたると影ができて当然ですが、版画などの平面作品もつくる私としては、制作途中の彫刻に影ができることに気が付くと、思わず彫る手が止まります。平面作品は絵空事という言葉がある程に、架空・・・・[続きを読む]


土を喰ふ日々

投稿日 2013-01-12 Tagged As: | Categories: Blog, 本棚

水上勉。「九つから禅宗寺院の庫裡でくらして、何を得したかと問われれば、先ず精進料理をおぼえたことだろう」、小説家のわが精進十二ヶ月。私も料理をします。私は禅宗寺院でくらした経験はないので、我流雑食の自炊と制作の十二ヶ月で・・・・[続きを読む]


鬼とロックの相似性について

投稿日 2013-01-05 Tagged As: | Categories: Blog, 欄外余白

鬼とは何であるか? この命題で私が読んで印象に残った本で、近藤善博、馬場あき子、大和岩雄の各著書が手元にあります。私が経験したロックミュージックとその風俗の視点から、現代の鬼の姿を考察してみたい。これが私の近年の制作主題・・・・[続きを読む]