
一月の雪は、四月に花を咲かせます。現在、北国の見張り塔はずっと雪に埋もれていますが、私は今年も粛々と血の轍を歩きます。四月には、花もて語れ、鬼よ! 【追伸】生まれて初めて、自分のために花を買いました。花を買って自分のアト・・・・[続きを読む]
西藤博之公式サイト

一月の雪は、四月に花を咲かせます。現在、北国の見張り塔はずっと雪に埋もれていますが、私は今年も粛々と血の轍を歩きます。四月には、花もて語れ、鬼よ! 【追伸】生まれて初めて、自分のために花を買いました。花を買って自分のアト・・・・[続きを読む]

冬晴れの一日、唐招提寺を訪ねました。お昼前、金堂から正門を振り返ると、ほぼ真ん前に冬の太陽がありました。金堂の前の灯篭の影が、日時計の針になっていることに気が付きました。そして正午。太陽と灯篭の影と、僕と金堂のなかの盧舎・・・・[続きを読む]

片岡義男。赤い背表紙のこの文庫本は、買ったものか、借りたものか、貰ったものか、今となっては思い出せません。この本を手に入れたのは、30年以上前の事です。今も時々枕元で読み返します。黄ばんだページからは、アメリカ大陸の長距・・・・[続きを読む]

私、西藤博之と、ただ、ただ、飲むだけの会のお知らせです。 ●タイトル 西藤博之と、ただ、飲む会 ”IT’S ONLY ROCK’N ROLL” ●日時 2014年11月30・・・・[続きを読む]

私の人生の一日は、版画を刷りました。下の写真は、刷り場の朝、刷り場の手、刷り場の夕、そして版画干し場の夜の順です。この版画は、エディション・1/1の版画です。私が保有するA.P(アーティスト・プルーフ)の外に1セットのみ・・・・[続きを読む]

絵画のなかに文字を入れた版画をつくりました。文字は言葉で、文字は抽象化した絵画でもありますが、言葉は意味を持ちます。木に彫って墨を塗って和紙に刷ると、その言葉は残りますので、後で気持ちが変わるような言葉では済まされません・・・・[続きを読む]

木版画の盧舎那仏をバージョンアップしました。25cm四方のパネル66枚で構成される木版画の一部・・・・[続きを読む]

私は、なんでも捨てます。捨て捨て大魔王、片付けの鬼です。作品の制作のために集めた資料も、作品が完成すれば捨てます。集めた資料から吸収できたことは、作品へ注入したと考えるからです。後日、もし捨てた資料が必要となれば、記憶か・・・・[続きを読む]

ジョン・ダン(1572-1631)の詩を彫っています。この詩を筆写したのは2005年2月18日です。私のスケッチブックに日付けが残っていました。詩を筆写したのは友人の弔辞のためです。和紙に毛筆で書いた詩は、友人と共に灰に・・・・[続きを読む]

T. S. Eliot 『The Hollow Men』。今、私の手元にある岩崎宗治訳では「空ろな人間たち」です。今年の冬から春にかけて、私は盧舎那仏の版画を制作しました。この版画の制作中に私のベースになったのは、映画・・・・[続きを読む]