拝宮手漉和紙+版画

Posted 2020-02-02

東京の知人から、徳島県の拝宮(はいぎゅう)手漉和紙を分けていただいたのは、多分去年のことです。
いただいたことを忘れるに近い状態で、和紙は僕の版画制作室の隅に丸まっていました。去年の12月の個展直前にふと思い出して、この和紙に合いそうな版木を選び、刷ってみました。思いがけない効果が、拝宮手漉和紙+版画から生まれました。
ここに、新しい作品展開の予感がします。それを確かなものにするために、僕は徳島県那賀郡那賀町拝宮字轟へ旅をしようと思います。パリやニューヨークばかりが旅ではありません。